【リーグオブレジェンド】ADCのレーン戦における余り知られていない豆知識トップ20 (S8編)【League of Legends】

レベル2先行は強い、ミニオンウェーブは侮れない、味方のサポートはいつもオートフィル…等のような定石がADCにもあります。

この記事では比較的意識されることが少ないと思われるADCの定石や豆知識を紹介します。


この記事で書かれている内容はEUWサーバーでダイヤモンドのADCプレイヤーであり、人気YoutuberでもあるPhy氏による動画を基礎とし、2018年1月17日のメタに合わせて加筆修正しています。

彼の弟であるFoxdropを知っている方も多いかもしれませんね。

1. 1ウェーブ目のミニオンを2ウェーブ目が来る前に全て処理する

次のウェーブが来てしまうと最初のウェーブのキャスターミニオンを倒すのは難しくなります。相手のミニオンの方が多いため、相手はダメージトレード(以下、トレード)に躊躇しないだろうからです。

結果として、 レベル2 先行される可能性が高くなり、最序盤に積極的な行動が取りにくくなってしまうでしょう。

2. 経験値バーに注意を払い、レベルアップと同時にエンゲージする

もちろん、相手よりも先にレベルアップ出来る場合に限ります。

レベルアップによるステータス上昇値は平均で600ゴールド相当のアイテムに匹敵します(これにスキルレベルの上昇も加味すれば更に大きくなります)。通常のボットレーンはチャンピオンが2体いるため、1レベル差はおおよそ1200ゴールド差を意味します。従って、相手よりも先にレベルアップできたなら、積極的にエンゲージやトレードを仕掛けていくべきです。

3. 押される前にレーンブッシュにワードを置く

自分のタワーまで押されるときに、タワーに近い方のブッシュにワードを置いておきましょう。

相手がタワーシージしてくるならば、味方のトップレーナーにそのワードにテレポートするように頼み、それと同時にこちらから相手にエンゲージすることでダブルキルを狙うことができます。

また、タワー下でのミニオン処理が終わり、レーンが真ん中に戻るときに相手のジャングラーがレーンブッシュの中で待ち伏せしていることがあります。ブッシュの視界を取っておけばそうした危険を察知できます。

4. サポートにダメージを与えることは必ずしも悪手でない

特にタンク系サポート相手に思いがちなこととして、「意味が無いから攻撃しない」という考え方があります。

実はサポートの体力を減らすことは有益です。

何より相手にとっても体力が減った状態からエンゲージすることは怖いため、タンク系サポートが得意とするエンゲージを心理的に抑止できます。また、仮にエンゲージから戦闘になったとしても勝ちやすくなります。

とはいえ、サポートの体力を減らすために自らの体力を失わないようにしましょう。

5. フリートフットワーク採用時は頻繁にトレードを

多少不利でも小規模なトレードを何度も行っていきましょう。

フリートフットワークの効果により、オートアタックすると移動力が上昇するため、反撃を受けずにヒットアンドランできることもあります。

仮に反撃を受けたとしても、フリートフットワークのもう1つの効果によって回復できます。特に相手の回復能力が低い場合、長期的な優位を取りやすくなります。

6. リーサルテンポ/プレスアタック採用時は長いトレードを

この2つのキーストーンは戦う時間が長いほど効果が大きくなります。

リーサルテンポは敵チャンピオンにダメージを与えて1.5秒後から3秒間に渡って攻撃速度が大幅に上昇します。

プレスアタックは同じ敵チャンピオンを3回連続で攻撃すると追加ダメージと被ダメージ上昇のデバフを与えます。

目安としては、共に3秒間以上ダメージ交換を継続できれば大きなリターンを得られるでしょう。

7. イグナイト持ち相手のヒール先制使用

イグナイトの確定ダメージは避けようがありませんが、もう1つの効果である回復阻害は避けられます。イグナイトを使われる前にヒールを使用することで、イグナイトの効果をほとんど相殺することができます。

ヴァルスのE (滅びの矢雨)も同様に、回復阻害効果をもつフィールドを作り出します。

こうした能力を持つ敵を相手にする際は、少し早めにヒールを使用することに慣れましょう。戦いをかなり有利に運ぶことができます。

8. イグゾーストを使わせる

エンゲージすると見せかけてイグゾーストの使用を誘発した後で、一旦ディスエンゲージしましょう。

イグゾーストの効果が切れてから再度エンゲージすれば、大きなアドバンテージを得られます。

9. 相手のレーナーが最初にレーンに現れるタイミングを測る

レーナーがジャングラーの最初のキャンプを手伝い、ジャングル周回の効率を高めることをリーシュと呼びます。

相手レーナーがリーシュをした場合は、大抵少し遅れてレーンにやってきます。

そうした場合はピンを打つなどで味方のジャングラーに相手ジャングラーの最初のキャンプの位置(今のメタではバフスタートが多いです)を教えてあげましょう。最初のキャンプの場所がわかればその後3分間の相手ジャングラーの行動がおおよそ推測できます。

10. タワー周辺での位置取り

この20種類の豆知識の中で最も重要かもしれません。

ボットレーンのファーストタワー付近にいる際は、タワーの上側か左側にポジションを取りましょう。

下側や右側にポジショニングすると、相手のスキルを横方向に避けにくいからです。

11. とにかくワードを置く

トライブッシュや川のブッシュなどから、今のレーンの位置に最も近い場所を選んでワードを置きましょう。ガンクやダイブを察知することで死を回避したり、カウンターを準備したりできます。

12. 相手がリコールしたら敵のタワーまでウェーブを押し付ける

タワーが相手のCSを奪ってくれます。

ただし、押しきれないときもあります。

次のミニオンウェーブの位置はミニマップ上で自分のそれを見て反転させれば分かるので、押し付けることが無理な場合は下手に押すよりもすぐに帰ったほうが無難なことも多いでしょう。

13. 相手より先にリコールするなら、キャノンウェーブのときに

キャノンミニオンは確かに価値が高いですが、タワーの攻撃をかなり耐えることができ、結果的に他のミニオンがタワーの被害を受けません。

言い換えれば、キャノンミニオンが耐えてくれるおかげで、最終的に失うCSの数が最小限で済みます。

14. サポートの横か後ろに立つ

相手に誰をフォーカスすべきかの判断を強いることができますし、非貫通スキルをサポートが肩代わりしてくれるなど、ボットレーンでの被ダメージを分散することもできます。

1人が1000ダメージ受けると死にますが、2人で500ずつ受ければ誰も死にません。

15. ガンクを読む

特に低レート帯ではレーナーが無骨にガンクに合わせようとおかしな行動を取ることが多々見られます。ガンクの予兆である可能性を考慮しましょう。

また、長距離ジャンプや不可視持ちのジャングラーはディープワードで対策できます。

バフタイマーを測ることで相手ジャングラーの位置をかなり推測できるようになります。

 

さて、ここからは少し上級者向け、おおよそプラチナ以上向けとなります。

16. ガンク対策

対面が不利なトレードを何度もしてきたら、それはガンクのセットアップをしている可能性が高いです。味方ジャングラーや他のレーナーを呼び、カウンターを準備しましょう。

レーンの下側にいればガンクを受けた際に、ジャングラーから攻撃を受けるまで少し時間を稼げるので、逃げ切れる可能性が若干ですが高まります。

他の味方レーン、例えばトップとミッドがともに押されていたら、相手ジャングラーは一般的にダイブを避け、ボットにガンクをする可能性が高いです。

そうした状況では極力レーンを押さないようにしましょう。

17. 大抵の場合、押すことが理想的である

押していれば相手のタワーをじわじわと削ることができ、タワー下の対面にハラスがしやすくなります。また、相手ジャングラーは押されているレーンにガンクしようとするため、味方チームの他のレーナーへのガンクプレッシャーを軽減できるでしょう。

もちろん、自分が死んでしまっては元も子もないので、ワードを深めに置いてガンクで死なないようにしておいて下さい。
実は、ボットレーンはガンクに最も対処しやすいレーンです。サイトストーンがあり視界が最も広いので、死なずに逃げきれる公算は最も大きいと言えます。
更に、事前にガンクを把握していれば味方の援護受けやすいです。ミッドレーナーがロームしてくれたり、トップからテレポートがきたり、また広い視界を利用して味方ジャングラーがカウンターガンクを準備してくれたりするでしょう。ボットレーナーがトップを援護することは余りありませんが、その逆はよく見られます。

従って、ボットでプレッシャーを受けるのはチーム全体としては悪いことではありません。とにかく、死なないように注意しましょう。

また、もし味方がtopサイドでプレイしていればボットを押すことは控えめにし、ファームに集中しましょう。
相手もまたtopサイドでプレイしていれば、レーンを押して構いません。

 

18. 序盤(lv6~)のロームは実はかなり効果的

特に相手のミッドレーナーにウェーブクリアを効率的に行うスキル(ダメージの高い範囲攻撃)がない場合、味方のミッドレーナー、そしてジャングラーと合わせて4人でミッドを押せば、タワーを取れる可能性すらあります。

 

19. ボットで優位を取ったらジャングルインベイド

対面に優位を取ったら、味方のジャングラーを呼んで相手のボット側ジャングルに侵入しましょう。サポートは必ずジャングラーについていき、ADCも共に行動することが望ましいです。ジャングルキャンプを敵から奪い、ディープワードを置きましょう。

相手からするとこの3人のカウンタージャングルに対抗することは困難です。

これをすることでマップ上で大幅なコントロールを取れ、勝利にかなり近づけるでしょう。

 

20. ボットでオール・インする前に相手のジャングラーの位置と敵味方のtpの有無を確認する

高レート帯であるほど、ミッドレーナーがロームしてきたりソロレーナーがテレポートでボットに介入してきたりする可能性は高いと言えます。

テレポートを使わないミッドレーナーのロームについては、ミニマップ上でのお互いのレーナーの立ち位置を見れば、どちらが先にローム出来るかはおおよそ想像できるでしょう。

もちろんチャンピオン差はありますが、一般的には、相手ミッドレーナーがずっと押し続けているならば、いずれそのミッドレーナーがロームしてくることは予測できます。

 

その他

エズリアル&ソナ 対 ケイトリン&カルマのレーンを考えてみましょう。

エズリアルを相手にする際は、味方ミニオンの後ろに立つことでエズリアルのQ(ミスティックショット)によるハラスから身を守ることができます。
ケイトリン相手も同様で、ケイトリンのQ(ピースメーカー)は敵を貫通するものの、最初に命中した敵以外へのダメージは半減します。

このマッチアップでエズリアルはQのハラスによって、ソナはQ(ヒム・オブ・ヴァロー)とオートアタック、そしてW(パーセヴァランス)のヒールによって、優位を築きたいと考えています。

同様に、ケイトリンはQと長射程のオートアタック、カルマはR(マントラ)にバフされたQ(心炎)で大ダメージを与えたいと考えています。

あなたがエズリアルであれば、ケイトリンのQのダメージを軽減し、更にオートアタックで攻撃されにくいように、自分のミニオンの後ろにポジションを取るべきです。更に言うと、カルマのRQの範囲ダメージを受けないために、そのミニオンから若干距離を取ることが望ましいでしょう。

自分がやりたいことをやるだけではなく、相手がやりたいことをやらせないことも勝利に繋がります。

また、その他の細かいアドバイスとして、

レオナは EQWコンボのあとはほぼ何もできません。レオナの帰り際で反撃しましょう。
ソラカ相手はQ(星のささやき)を避けながらトレードしましょう。 序盤はソラカのW(星霊の癒し)のCDが長いためにヒール量が少なく、キル狙いならADC, トレードするならソラカをフォーカスすることが無難です。
ブリッツクランクやスレッシュもレオナと同様に、掴みスキル(Q)を避ければほとんど何もできません。相手がスキルを外したならば積極的に攻撃していきましょう。
ソナ、ナミ、ソラカなどヒールできるサポートが味方なら、相手と積極的にトレードをしかけましょう。多少不利なトレードでもヒールによって有利を取り戻せます。ジャンナも同様です。

 

 

この記事は以下の動画を参考に、許諾の上で加筆修正したものです。

ここで提示されている意見は動画の製作者Phy氏や記事の筆者の個人的な意見であり、必ずしも正しいとは限りません。

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