【オーバーウォッチ】アナの立ち回り、スキル解説 feat V3HAYAMIN【Overwatch】

こんにちは、V3 DiabloDeathTouch所属 サポートのHAYAMINです。
Overwatchのヒーロー「アナ」の基本的な立ち回り、スキルの使い方、覚えておくべきことなどについて記事中で解説していきます。

強み

遠近両用かつ強力なヒール能力

 遠距離からヒールできるのはゼニヤッタとアナのみですが、アナがヒール量・射程共に上回っています。
対象が1名であれば近距離でも素早くヒールを施せるので、明確に強みとして挙げられます。

スキル

 アナのバイオティック・グレネードと、スリープ・ダーツは、相手に不利益な効果をもたらすスキルでどちらも非常に強力です。
バイオティック・グレネードは相手にも味方にも効果のあるスキルですが、特に強力なのは相手に当たった場合の回復阻害です。
当たった瞬間に60のダメージを与えて、4秒間一切のヒールを阻害します。
一度効果が発動してしまえば、対抗できるのはザリアのバリアのみなので、ヒールを仕事とするサポートを倒したも同然の状況になります。

 スリープ・ダーツは、最大5.5秒間相手を眠らせることができ、効果中は一切の行動ができなくなります。
眠っている間に味方を呼んで確実に倒すも良し、放っておいて相手の人数が一人少ない状態で攻めるもよしと、人数差を作れる強力なスキルです。

攻撃的なアルティメット

 ナノ・ブーストは味方を攻撃力・耐久力強化できて、付与された味方は相手にとって脅威になります。
陣形を崩したり他のアルティメットと合わせたりして、攻めるきっかけを作ることができます。
オーバーウォッチにおいて、先手を取って攻められるのは非常に有利なため、強みの一つといえます。

弱み

 私はアナに致命的な弱みはないと考えていますが、挙げるとすると以下の2点があります。

移動スキルがない

 いくらスキルが強力といえども、孤立したところを囲まれてしまっては逃げることができず倒されてしまいます。

ポジショニングが難しい

 どのサポートにもいえることではありますが、視界外の味方をヒールすることはできません。
味方を広く見渡せる位置にいる必要があります。
しかし、視界のいい場所というのは相手からも見やすい場所になってしまいます。
味方は見えて、相手からは見えないという高度なポジショニングが要求されます。

アナを出す基準

 ポテンシャルが高くほとんどの状況で出せるヒーローです。2サポート構成であれば出しておいて間違いないでしょう。

 例外として、いわゆるGOATs構成(派生構成も含む)とは相性があまり良くなく、特にGOATs同士の場合はゼニヤッタがベターな選択です。
(GOATs構成 = 3タンク(ラインハルト・ザリア・D.Va)+ 3サポート(ルシオ・ブリギッテ + α)を基本とし、耐久力と機動力を活かした動きが特徴の構成)
理由は主に2点あり、バイオティック・グレネードに対する抵抗力が高いことと、ナノ・ブーストの効果を活かしにくい構成であることです。
この構成が使われ始めたときはモイラが採用されており、アナが採用されることもありましたが、試行錯誤が重ねられた結果現在はゼニヤッタが主流となっています。

アンチヒーロー

 このヒーローがいたら出さないほうがいいというレベルのヒーローはいませんが、仕事がしづらくなるという点でD.Vaがアンチヒーローといえます。
     

理由はひとえにディフェンス・マトリクスの存在です。
アナは通常攻撃とスキルがすべて弾を撃つものなので、ディフェンス・マトリクスですべて消されてしまいます。
スキルが強力なだけに、それを消されたときの損害も大きいです。


ウィドウメイカー・ザリア・ルシオの3名は、アナに対し部分的なカウンターを行えるので警戒が必要です。
ウィドウメイカーは、立ち回りの部分で詳しく触れますがポジションが制限される点。
ザリアは2種類のバリアでバイオティック・グレネードの回復阻害効果を解除できる点。
ルシオはサウンドバリアで回復阻害効果に関係なく効果を発揮できる点でカウンターとなります。

立ち回り

 アナを使用するうえで一番大事なのはポジショニングです。
弱みとして挙げていますが、ポジションにさえ気を付けていれば、性能面での弱点の少ないサポートヒーローということです。
弾を当ててヒールするという特性上、エイム力は当然必要ですが、これは練習量がものをいう部分なので、足りないのであれば練習しましょう。

ポジショニングは要点を意識していれば今すぐに変えられるので、是非参考にしてみてください。

 まず一つ大きな目安として、相手の移動スキルの範囲外に陣取ることを心がけましょう。
ウィンストンのジャンプパックやゲンジの風切りなどは、素早くアナに接近できるうえに、移動と同時にダメージを与えます。
これらの範囲外にいることで、安全性は大きく高まります。

 高台があるマップでは積極的に高台を利用しましょう。もし高台がない場合は最後尾にいるようにしましょう。高台にいると視野が広がりますし、射線も通ります。
さらに、バイオティック・グレネードは放物線を描いて飛んでいくので、高台から投げた方が圧倒的に当てやすいです。
また相手が高台のアナを狙おうとした場合、移動スキルを使用しなければならないので、相手に手間をかけさせられるというメリットがあります。

 高台から降りたほうがいい場合もあります。
それは、相手にウィドウメイカーやファラがいるときです。
ウィドウメイカーはアナと同じくスナイパーですので、高台を取って射線を通してきます。すると射線が被ってしまうことがあるので危険です。
ファラは、距離が近ければ近いほど弾を当てやすくなるため、高台にいるとその分距離が縮まってしまいダメージを受けやすいです。
速やかに移動して味方のバリアやオブジェクトなどで相手の射線を切りましょう。

 ポジショニングの肝は、どれだけ自分の被弾を抑えて味方を射線に捉えるかです。
それができれば、安定してヒールできる上に余裕があるときには素早く攻撃に転じられます。

おすすめポジション

King’s Row 第1ポイント 防衛

 
①②共に味方を見渡せて、相手からは見えない(赤枠は危険なエリア)
  
①はウィドウメイカーから見えないが、隣の赤枠は見えてしまうので注意


味方が押し込まれたときは②。相手から射線は通らず、登るにも手間がかかる。

Numbani 第1ポイント 防衛


相手が飛んできても味方のカバーが受けやすく、ポイントも見渡せる。


ファラがいるときは②のポジション。ファラの射線を切りつつ、ポイントにヒールを届けられる。

有利なとき・不利なときの立ち回り

 有利なときは、気持ちが前にいってしまってポジションやスキルの使い方が甘くなりがちです。そこで隙が生じると、相手に逆転のきっかけを与えることになりかねないので、有利なときこそ堅実に動き、前に出る味方をサポートして勝ちきりましょう。


 不利なときもは状況によりますが、基本は堅実にプレイしましょう。
バイオティック・グレネードの回復阻害が複数人に入れば逆転できる可能性がありますが、それを狙うあまり相手との距離が詰まってしまうと危険です。
遠距離から安全に狙えるときに使用しましょう。ポジションが良ければ無理せず狙える頻度も高くなるはずです。
戦闘前に1人欠けたときや、ナノ・ブーストを付ける予定だったゲンジなどが落とされた場合は、無理せず時間を稼いで合流を待ちましょう。
ただ、ここで使えば勝てるとイメージできていれば、思い切って使っていきましょう。

スキルの使い方

バイオティック・グレネード

 味方よりも相手に使用したほうが強力なので、味方のヒールは射撃で賄って、自己ヒールか相手のどちらかに使用したいです。
どちらに使うかの判断材料として、相手の構成があります。

ウィンストン・D.vaや、トレーサー・ゲンジなど、直接後衛を狙ってくる構成の場合は、出来るだけ自分のために残していた方がいいです。
相手に使うのが効果的でないわけではないですが、スキルのないアナは相手からするとカモになってしまうので、不用意には使わずにおきましょう。
マクリー・ハンゾーなど、近寄ってこない構成の場合は相手に使えるよう意識しましょう。

スリープ・ダーツ

 こちらも相手の構成によりますが、基本的には慎重に使用しましょう。
持っているだけで、ゲンジやドゥームフィストに警戒させることができます。
タンクに当たりそうだからといって使ってしまうと、そのあとに自分を狙ってくる相手に対応できません。
「この試合は〇〇に出来るだけ使おう」と決めておくと自衛しやすくなります。
自分に絡んでくる相手がいない場合は、アルティメットに対して返すようにしましょう。「ゲンジが龍撃剣を持っているからウィンストンには使わないようにしよう」といったように戦闘の前に準備できていると良いです。

例(ゲンジ・ドゥームフィスト)

ゲンジ
 アナはルシオやゼニヤッタとは違い、龍撃剣にアルティメットで対抗することができないので、スキルをうまく使う必要があります。
ベストなのはスリープ・ダーツで眠らせることなので、当てやすいタイミングを紹介します。

①風切りへのカウンター

龍撃剣を発動すると、風切りのクールダウンがリセットされるため、風切り→龍撃剣発動→風切り という流れで離れたところからでもサポートに近づけます。
風切りは直線的な動きなので読みやすく、発動中は木の葉返しも使用できないため狙い目です。
風切りの軌道上にスリープ・ダーツを置いておくイメージで狙いましょう。

②バイオティック・グレネードで耐えてから

一度目の風切りで十分接近出来ていたり、隠れて後ろから現れた場合は上記の方法は狙えません。そういった場合はダメージを受けるのは仕方がないので、一度斬られたらバイオティック・グレネードで回復し、スリープ・ダーツを狙いましょう。
ポイントは、焦って斬られる前にバイオティック・グレネードを使わないことです。適切に使えば風切り1回と龍撃剣2回まで耐えられます。

どの状況にもいえますが、焦って外してしまうよりも、狙える状況を作って撃ちましょう。

ただ一ついっておくと、この龍撃剣を寝かせるというのはスーパーキャリープレイなので、外したからといって落ち込む必要はなく、決まったときは自分のおかげで勝ったと考えましょう。

ドゥームフィスト
①サイズミック・スラム発動中
ドゥームフィストの鉄板コンボの一つに、高所からのサイズミック・スラム→ライジング・アッパーカット(+ハンド・キャノン)があります。
高所からサイズミック・スラムを発動した場合、地上での発動とは違い直線での動きになります。ゲンジの風切りと同様で、動きが読みやすいので狙い目です。

②ライジング・アッパーカットでの打ち上げ後

打ち上げられた場合頂点で狙うのが有効です。動きもほとんど止まっていますし、距離も遠すぎず近すぎずという状況なので落ち着いて狙いましょう。
先述のコンボの場合は、サイズミック・スラムを受けた後にバイオティック・グレネードで回復することで即死を防げます。
ゲンジと同様に、焦らず狙いやすいタイミングを作りましょう。

ナノ・ブーストの使い方

 味方1人に対し、与ダメージ50%増加・被ダメージ50%減少・即時にHP300回復を付与する攻撃的なアルティメットです。
使い方は大きく分けて4つあります。

①アルティメット・コンボ

 最も分かりやすく、最も効果的な使い方です。
味方の構成を見て、使える場合は積極的に狙いましょう。
相性がいいのは主にダメージロールのヒーローで、代表的なのはゲンジ(ナノブレード,ナノ龍神)、ソルジャー76(ナノバイザー)リーパー(ナノブロッサム)などです。※()内は通称
キルできる確率は上がり、返り討ちに合う確率を下げられるので非常に強力です。

②エンゲージのツールとして

 主にメインタンクに使用して、戦闘開始と同時に前線を押し込み優位に立つ使い方です。
ウィンストンにつけて飛び込ませれば、ゼニヤッタを即死させることができますし、ラインハルトにつければ、殴り合いで圧倒的有利を得られます。
この使い方は相手に対応させるのが目的で、もしキルできれば儲けものと考えましょう。ゼニヤッタやルシオにアルティメットを使わせられれば十分な成果です。

③体力の減った味方の生存力を上げる

 不利な状況を覆すための使い方です。
ラインハルトが思わぬダメージを受けて倒されてしまいそうなときや、味方がゲンジのアルティメットで狙われているときなどに有効です。
明確に逆転の意思をもって使うもので、ヒールが足りないからという理由で使うのは理想的ではありません。

④味方のアルティメットを貯めさせるため

 ②と③にも少し含まれますが、主に後がない状況で使います。
味方にナノ・ブーストしかない状況で、ザリアやゲンジなど強力なアルティメットを持ったヒーローにつけて素早く貯めてもらいます。
上手くいけば3~40%貯めることができ、逆転のきっかけとなります。ただ、あまり性能を活かしきれていないので、最終手段として考えましょう。

覚えておきたいこと

クイックショット

 スコープを覗きながらエイムして、展開された瞬間に撃つというテクニックです。隙が少なく、視野を広く保った状態で即着弾を撃てるというメリットがあります。
体が小さく、動きの速い対象に当てやすいのが特徴です。自分がフリーでないときに長時間スコープを覗くのは危険なので、中・遠距離に1発ヒールしたいときに使いましょう。

リロードのタイミング

 アナでヒールが足りなくなる原因の一つに、重要な場面でリロードが入るということがあります。
コーチングをしていると、遠距離から細かいダメージを受けている間に弾を使ってしまい、本格的な戦闘が始まったころには半分しかないという状況をよく見ます。
これから攻めるぞ!というときや、これから相手が仕掛けてくると思ったときは直前にリロードしておきましょう。

セットプレー

 使う場面が限られている技術ですが、味方にグラビトン・サージがあり、相手に心頭滅却がある場合、バイオティック・グレネードを入れられるように横や裏にあらかじめ隠れておきましょう。
防がれる可能性が減るため非常に効果的ですが、味方とタイミングが合わないと孤立して囲まれてしまうので、事前にコミュニケーションが取れるときのみ使用しましょう。

最後に

 アナはサポートヒーローの中でも攻撃的なヒーローなので、スキルやアルティメットの使い方では攻撃的な部分を多く紹介しました。
しかし、まずはヒールをしっかりと行うことが大切です。最初の内はバイオティック・グレネードを回復のために使っても構いません。
ヒールを回すのに慣れてきたら、回復阻害を狙ったり強いポジションを考えたりしてみましょう。

コーチ情報

自己紹介

V3.DiabloDeathTouch所属、Overwatch contenders S1 出場。
全ロールでグランドマスターの経験があります。
コーチング人数10人以上。チーム単位でのコーチング経験も複数あり。
主にサポート、タンクのコーチングをする予定ですが、DPS志望の方でもマスターまではコーチング可能です。

ライバルプレイでの個人視点動画を挙げていただければ、チェックは事前に行いますので時間を有効に使うことができると思います。
まずは一時間だけでも試しに受けてみてください。考え方がガラッと変わるはずです!

また、チーム単位でのコーチングも受け付けているので気軽にお声がけください。

コーチングはこちらから

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HAYAMIN

HAYAMIN

V3.DiabloDeathTouch所属、Overwatch contenders S1 出場。 全ロールでグランドマスターの経験があります。 コーチング人数10人以上。チーム単位でのコーチング経験も複数あり。 主にサポート、タンクのコーチングをする予定ですが、DPS志望の方でもマスターまではコーチング可能です。